港北区でも紫外線治療はできる!人気のある光線療法が有効な疾患とは
アトピー性皮膚炎などのかゆみを伴う皮膚疾患
アトピー性皮膚炎とは湿疹やかゆみを伴う皮膚疾患で、肌の状態が良くなったり、悪化したりを繰り返すことが少なくありません。遺伝的に皮膚の乾燥やバリア機能が低いケースや、環境要因としてダニやホコリ、食物アレルギー、精神的や肉体的なストレスなどが影響すると言われています。
アトピー性皮膚炎の一般的な治療法として、ステロイド外用薬の塗布や抗ヒスタミン薬などの内服を使用することが多いですが、それらの補助療法として紫外線治療が期待されています。
円形脱毛症や類乾癬などの難治性疾患
頭皮に円形の脱毛斑ができてしまう「円形脱毛症」や、皮膚の表面に鱗屑を伴う赤みを帯びた斑ができる「類乾癬」などの難治性疾患に、紫外線治療が有効だと言われています。
どちらもステロイドを使用した外用薬治療を行うことが多いですが、治療を継続しても治りにくい場合はナローバンドUVB、エキシマライトなどの紫外線治療を併用することで改善するケースがあります。治療が長引いている方は、紫外線治療を行っている皮膚科で相談すると良いかもしれません。
尋常性白斑や掌蹠膿疱症
肌の色が部分的に白く抜けてしまう尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)や、膿が溜まった膿疱が手のひらや足の裏にできてしまう掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は治りにくい皮膚疾患のひとつ。どちらも原因がはっきりとしておらず、ステロイドなどの外用薬では症状が改善されないことも多いです。
実は、これらの症状にナローバンドUVBやエキシマライト療法が有効だと言われています。ぜひ、紫外線治療を行っている病院を探してみてください。